こんにちは！ フォトグラファーの島影裕一郎です。 

僕は子供を笑わす事が大好きで、その笑顔を撮影し、ご家族に喜んでもらえる事が嬉しくて写真を撮り続けてきました。

まだ僕が若かった頃の事です。撮ったばかりの写真を見て涙されるご両親がいらっしゃいました。それを見てまだ子供のいなかった僕には「笑顔の写真が撮れているのに何故泣くのだろう…」と、その涙の意味が分かりませんでした。そしてまたある日、別のご両親も撮影中には笑顔でいたのに、撮影後には写真を見て涙されていたのです。

その時、ふと気づきました。

それは悲しくて流す涙ではない、 写真を通して我が子の成長を実感され、感激して溢れ出した涙だってことを…。

僕はただ単に写真を撮っていたのではなかったのです。幸せなご家族の大切な記念日に立ち会い、その瞬間を写真に残させてもらっていたのです。

結婚式には二人の幸せを願い、立ち会ってくれる牧師さんや神主さんがいます。しかしその後の家族の大切な記念日には立ち会う人がいない場合がほとんどです。

だからこそ僕達が「幸せ家族の立会人」となって、ご家族のさらなる幸せを願い、幸せな今という瞬間をカタチにして残すお手伝いをしなければならないと思っているのです。

ご家族の大事な節目に立ち会えることを、今は最高の幸せに感じています。

フォトハウスシマカゲ　代表　島影裕一郎