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我が子を上手に撮影する7つのコツ
こんにちは!フォトグラファーの平湯智です。かわいい我が子の写真は、ちょっとでも可愛く残してあげたいものですよね。そんな方のために“我が子を上手に撮影する7つのコツ”をまとめてみました。少しでも参考になれば幸いです。
POINT1 お子様と遊びながら撮ること
いい写真を撮ろうとするあまり、「〇〇ちゃんこっち向いてー!こっち!こっち!!」と、熱血撮影をしていませんか?お子様もカメラを意識してか、親の期待を感じてか、いつもの表情と違う・・・。ママも笑顔がほしいのだけど、どうしたらいいかわからず、とりあえず「〇〇ちゃぁぁん!笑ってー!」というかけ声とカメラの動作音が鳴り響く。そんな撮影が積み重なると、カメラがある=つまらない=カメラ嫌いというイメージがお子様についてしまうかもしれません・・・。
では、お子様が最高の笑顔を見せてくれるのはどんな時でしょうか?それは“楽しい時”ですよね♪ならば、遊んでいるところを遊びながら撮れば、きらきらの笑顔が写せるかも!まずはカメラを傍らにおいて、お子様と一緒に遊びましょう。そして“隙があったら写す”ということをしましょう!ポイントは“遊んでたまに写す”を繰り返し、お子様との遊びを優先することです。最初は失敗写真ばかりかもしれませんが、とにかく量をこなしましょう!たくさんシャッターを切って“失敗作を消していく”を繰り返すことで、写真を見る目が養われ、自然と撮影が上手になっていきます。あ!遊びながらだとブレやすくなるので、設定が出来るカメラなら、シャッタースピードは早くしておきましょう。
POINT2 いろんな表情を撮る
親としてはどうしても笑顔が撮りたいと思ってしまいがちですが、笑顔だけじゃなく、怒った顔、泣いた顔、寝顔などいろいろ撮ってあげて下さい。我が子の「今しかできない表情」を撮ることを意識して、たくさんいろんな表情を残してあげて下さいね。
POINT3 いろんな構図で撮る
たくさん写真は撮るけど、毎回同じような感じになってしまうということをよくお聞きします。かわいいけれど前も撮ったよね・・・。なんかいつもと一緒・・・。そんな時は、カメラを構える角度をいろいろ工夫してみましょう。お子様に対して、上から45度、下から30度、正面ばかりでなく、斜めから、時には真横から、撮ったことのない角度をいろいろ試すことで、思わぬ発見があるかもしれませんよ!
POINT4 連写モードを使う
じっとなんかしてられない!そんなお子様は連写モードが、絶対オススメ!連写でお子様をとらえることで、パパ・ママが今まで知らなかった表情、愛らしいポーズに出逢えることでしょう。奇跡の一枚があるやもしれません。
POINT5 シャッターチャンスをものにする
プロカメラマンがその決定的瞬間をどうのようにおさえているか。それはよく観察し、予測し、その時シャッターを押して”モノ”にする。全くの偶然!撮れちゃった!はないのです。パパ・ママもお子様をよく見ましょう。普段子育てされてるからお判りですね。お子様の笑顔になる瞬間。体いっぱいに喜ぶタイミング。動きを予測して、お子様の決定的瞬間をおさえてください!
POINT6 フラッシュを消す
暗い場所や室内での撮影は、フラッシュが必要と思われている方はたくさんいらっしゃると思います。しかし、フラッシュは強制的に照らすため、写真は撮影時の見た目と大きく違う印象になってしまうことがあります。
下の2枚を見て下さい。Aはフラッシュ撮影、Bはフラッシュなしです。同じ場所での撮影ですが、フラッシュ撮影は人物の立体感がなくなり平面的です。服の色の濃淡も感じづらく、塗りつぶし的になってしまいます。フラッシュを使うと味気ない写真になりがちなので、フラッシュ設定はOFFにしておきましょう。
POINT7 自然光を使う
ちょっとプロっぽい写真を撮ってみませんか?とっても簡単なのでぜひ試してみてください。たったの3ステップ♪
1、カメラは露出補正できるものを用意します。露出補正できない携帯カメラは不向きです。 (最新の携帯はできるモデルもあるようです)
2、太陽光を遮光する白(レース)のカーテンを背景に、太陽光が入る時間帯に撮影します。
3、カメラの設定を変えます。露出補正という設定をプラスに変えて、撮影してみてください。
Aの写真は露出補正していません。Bの写真は露出補正を+1.0にしてみました。
上記の写真はプラスの補正値が1.0でしたが、カメラや天候などで値は変動します。デジタルカメラなら撮ったその場で確認できますので、画面で明るさ加減=補正値の調整し、撮影してみてください。少し明るい位がいい具合です。どうでしょう。プロっぽく撮れましたか?
以上、いかがでしたか。是非、お試しくださいね♪